STORY OF ATTRANTE
written by EIICHI
大学3年の、夏が始まりかけていたころ。
僕は、入学当初から勤めていたバイト先をやめた。
理由は、別に自分がいなかったとしても、この組織は回っていくだろうと感じたからだった。
他にも、バイト先の業務が得意な人や、会社に貢献したいと思っている人がたくさんいる。
だから、別に辞めても良いんじゃないかと思い始めて数ヶ月経ったころ。
それまで勤めていたバイト先を離れて、attranteを立ち上げることにした。
ではなぜ、普通のアルバイトではなく、アパレルブランドを立ち上げることにしたのか。
理由はシンプルで、自分の好きな人と、好きな場所で、好きなことをしたいと思ったからだ。
僕は何かをデザインしたり、組み合わせたりしていくことが好きだ。
だからこそ、自分が良いなと思う人たちと、それを生かして仕事にしたいと考えていた。
もし、自分の好きな人と、好きなことで仕事をしたいと言い出したら、
世の中そんなに甘くないと、そう言ってくる人たちもいるだろう。
実際何人かの方々から、そんなに甘くないよとか、売れるわけないだろうという言葉をかけられた。
けれど僕は、正直好きなことを、好きな人たちとやらないで幸せに生きていけるほど、世の中は甘くないと思っていた。
だから僕は、自分と気が合い、協力したいと言ってくれたメンバーを集めて、attranteを立ち上げた。
2022年の10月に誕生したこのブランドは、
まだ知っている人も、商品の数も少ない駆け出しのブランドだ。
けれどいずれは多くの人たちに、自分の好きなブランドはattranteだと、そう言ってもらえるようなブランドを目指して頑張っていきたいと思う。
attranteには、「魅力的な」「人を惹きつける」という意味が込められている。
魅力というのは人によって様々だ。
勉強ができる人もいれば、その場を盛り上げられる人もいて、
新たなアイディアを生み出せる人もいれば、決められたことをこなせる人もいる。
その魅力や、個性というのは人それぞれで
自分の長所や、個性を活かしたたくさんの方々が
今日も私たちの周りで、そして広々とした社会の中で活躍されている。
僕は将来、どうせ仕事をするのならば、
自分が尊敬できる人たちと、夢中になれる仕事をして、たくさんの素晴らしい景色を見に行きたいと思っている。
それは何も僕だけではなくて、attranteに協力してくれているメンバーも、今目の前で、macのキーボードを叩いている女の人も
同じようなことを思っているのではないかと思う。
僕はそのような人たちが、新しい一歩を踏み出すことができるような、そんなブランドを作っていきたい。
世の中には、色々な生き方があるのだということ
自分のスタイルを生かしていくには、1つだけではなく、様々な方法があるのだということ
そして何より、そのやり方というのは自分で作り出していけるのだということを
このブランドを通して証明していきたいと思う。
ぜひ、attranteを応援して頂けたら嬉しいです。
Attrante
2022年の10月に、当時大学3年生だったEIICHIを中心として発足したアパレルブランド。
ブランド名のAttrante には、「魅力的な」「人を惹きつける」という意味が込められている。